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植物のお手入れは子供を育てるようなものです。まずその植物の原産地や性質を知ることが大切です。それぞれの個性に合わせて愛情をもって接してあげてください。 |
鉢物全般 |
花屋の店頭に並んでいる植物は専門家の手によって理想の環境下で育てられたものです。ですから新しい環境に徐々に慣らしてあげなくてはなりません。また植物自身が環境に慣れようとするのを邪魔しないようにしてあげましょう。いくつか基本ポイントを紹介します。 |
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- 冷暖房の近くには置かないでください。
- 水やりは真夏の暑い午後は避け、冬は暖かい午前中に行いましょう。
- 鉢ざらに溜まった水はまめに捨てましょう。
- 根が鉢の中でいっぱいになってしまったら一回り大きい鉢に植え替えてください。
- 購入時ビニールポットに入ってる場合はサイズの合った鉢に植えてください。
- 鉢土の少ない場合、土を足してあげて下さい。
- 鉢土の表面をバークで覆えば暑さ、寒さの対策になります。
- 同じ場所でも数日ごとに鉢を回してあげるとバランスよく成長します。
- 夏の日ざしに弱いものは日よけをしましょう。
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花鉢 |
置き場所 光合成と呼吸のために日当たりと風通しはよくしましょう。夏の高温多湿、冬の冷え込みと乾燥に注意しましょう。ベランダでは直置きせずに鉢台を利用し直射日光を好むものは外側へ、半日陰を好むものは内側へ置きましょう。
水やり
植物の性質に合わせて基本的には表土が乾いたらたっぷりとあげます。花や葉に水をかけないほうがよいものもあるので注意してください。
肥料 それぞれの種類に合わせてあげてください。専門書を一冊お持ちになることをお勧めします。一年限りの一年草と宿根草など次の年にまた咲くものがあります。宿根草などは大切に育てて翌年楽しみましょう。 |
洋ラン類 |
置き場所 大きく分けて地面に根をおろす地生ラン(シンビジュームなど)と大木などに寄生して根をはる着生ラン(胡蝶ランなど)があります。シンビジューム等は5月初旬頃外に出し、11月頃に室内に入れて管理します。夏は風通しをよくして冬は10度以下にならないようにします。とくに胡蝶ランは低温に弱いので注意が必要です。
水やり
4〜10月はほとんどのランの成長期です。水苔の表面が乾いたら水をあげてください。冬は少し水やりを控えめにします。胡蝶ランなど多肉質の葉をもつものは夕方ぐらいに葉に霧をふいてやると良いそうです。
肥料
あまり必要としません。4〜7月9〜10月に専用の肥料を少しあたえるだけで十分です。冬は必要ありません。
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観葉植物 |
置き場所 風通しの良い明るい場所に置きます。急激な環境変化を嫌いますので注意しましょう。亜熱帯産のものが多いので冬はなるべく10度以下にならないようにしてください。
水やり 表土が乾いたら鉢底から流れ出すくらいたっぷりとあげてください。霧吹きで葉のウラにも水をかけてあげるとゴミやほこりを取り光りの吸収や呼吸をしやすくします。夏場は夕方に行います。
肥料
5〜10月に専用の肥料を与えます。冬は必要ありません。
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